日本周遊紀行 11/2 伊達市まで

住み込みバイトを終える。

9月からちょうど2ヶ月間、僕はニセコにいた。
もう快適って気温よりもだいぶ寒くなったけどこのバイトを最後までして良かったと思う。
昨日まで仕事をして、今朝実家に送る荷物をヤマトの営業所に持って行った。
その後すぐにパッキングをして出発することにした。
1日くらいのんびりとも考えたけど、今週は天気が悪く次の週からは雪マークが付いていたのでなるべく早くニセコを出る必要があったのだ。

出発する時にシェアハウスした皆んなに見送ってもらった。
この2ヶ月間楽しかった事、ハードだった事色々あったけど本当にいい時間を過ごせたし貴重な経験になったと思う。
振り返るとあっという間の2ヶ月だった。きっとこの旅そのものもそうなんだろうな。
本当にお世話になりました!!ありがとう!!
僕はこれから東京を目指します。

北海道脱出に向けてペダルを回す。

羊蹄山もこれで見納め。さようなら!!
夏に会った時からは姿を変え、山頂には雪が積もっている。

倶知安町からひとつ東に進むと京極町に着く。
道の駅の近くにある「ふきだし公園」は羊蹄山から流れ出る湧き水が汲めるのでボトルをいっぱいにした。
キラキラと輝きながら1日8万tもの水が流れ出る。夏だけでなく寒くなってきたこの季節でも心奪われる景色でお気に入りスポットのひとつだ。
羊蹄山の周りには名水を利用した酒造や豆腐屋さんがある。ニセコ酒造の「倶知安」という日本酒は美味しかった!!

京極町から南に向かって走り喜茂別町を抜け尻別岳の脇を通って行くと留寿都村(るすつ)に着く。
留守都は標高が400mくらいあるのでこの辺りの町の中では一番高い。
まだお昼過ぎくらいだけどグッと寒さを感じる。
この村にもスキーゲレンデがあってその前にはホテルがある。近くには小さな遊園地まである観光に力の入っている村なのだ。
道の駅の裏にある大きな公園が綺麗で好き。

雪虫ブンブン、洞爺湖。

そのまま国道230号を南下して行くと途中で洞爺湖への看板を見つける事ができる。
洞爺湖に向けてガッーっと下って行き、おお!!あれが洞爺湖!!と意気揚々としていると待ち受けていたのは大量の雪虫。
倶知安市街もすごかったけどここのはまたもう一段階きつかった。羽虫の塊に突っ込んでいくと目も口も開けられないものだから参った参った…

洞爺湖に浮かんでいる島は「中島」という島で船で渡る事ができる。
中島には博物館があるので立ち寄りたかったけど時間的に断念。

薄暮と紅葉と洞爺湖がとても綺麗だったので何回もシャッターを切った。
洞爺湖は一周くるりと周遊道路があるので湖を眺めがら走る事ができる。
紅葉真っ盛りだけど人は少なくたまに車が通るくらいで最高の道だった。
洞爺湖に無料キャンプ場があった気がしたけど、なくなってしまったのか11月は閉まっているのか見つける事ができなかった。他にも湖畔沿いにいくつか公園があったけど全部キャンプ禁止の看板が立っているものだから海沿いのキャンプ場まで行く事にした。

洞爺町に向かう道は一直線にトンネルが掘ってある。
その代わりトンネルは長いけど歩道が広くあって中も明るいのでとてもありがたかった。
洞爺湖はカルデラ湖だからもう一度登らないといけないか…と思っていたけどトンネルに感謝!!

久々の海、久々のテント泊。

おかげで海に着いた時にはさっきよりも夕暮れの色が濃くなっていた。
ここは内浦湾、長万部を通った時ぶりだ。あの時は風が強くてこんなに穏やかではなかったな。
ベストタイミグで久しぶりの海を見る事ができた。

「アルトリ岬キャンプ場」に着いたのは頃にはもうトップリと日が沈んでいた。
セイコマでご飯を食べた後、電灯のない海岸沿いを走り真っ暗なキャンプ場に着いた。
久しぶりのテント泊は完ソロだ!!と喜んでいたけど、眠りに就く頃車が入ってくる音を感じた。

2ヶ月ぶりのツーリングだったけど足も動くし自転車トラブルもなかったし、よかったよかった。



走行距離:75km
朝:豚肉焼いたり冷蔵庫の中を空にした
昼:パン
夜:セイコマパスタ

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つじの

自転車で日本一周中!
一周というより周遊といった感じで気になる場所に向かってペダルを回しています。
折角の旅なので備忘録としてブログに書き残しています。
少し旅情のお裾分けができたら嬉しいです。

Bike: Surly Disc Trucker
Camera: Fujifilm X-H1

2023-11-03|タグ:
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