日本周遊紀行 5/22 宮崎市まで

日当山を出発し、今日は友人に会いに宮崎に向かいます。
霧島市からの距離が分からなかったので朝調べてみると90km程ありそう、気合い入れて行かなきゃな。

道には紫陽花が咲き始めています。
綺麗だと思う反面、来たる梅雨をどう乗り切るか考えてしまいます。

「きたん市場」
霧島市からのルートに悩んだ末、県道2号線で行くことに。
おそらく国道で行った方が楽ですが県道には国道にない良さがあります、自転車だと特にね。
登り始めてからはお店が一つもない、途中ママチャリを押し歩いている外国人二人を追い抜いて行きましたが補給食とか大丈夫だったかな。
宮崎まで行くって言ってたけど…ママチャリですごいなぁ、こんないいバイクでヒーヒー言ってられないよ。

曽於市(そお)に入ると良いお店を見つけたので入ってみることにしました。
コンビニでもスーパーでもなく地元の直販所のようです。
自転車をベンチに停めさせてもらうかなと思っていると網戸越しに声をかけていただきました。
「旅してるの?」「ええ日本一周中なんです」
綺麗に髭を整えたおじいさんが嬉しそうにニカッと笑って暖かく迎えていただきました。
中にはもう一人品のあるおばあさまが、それから軽食を食べながら旅の話を色々して、都城市に入る近道や観光スポットまで教えてもらいました。
とても気さくで親切なお二人にお世話になり、外のベンチで仮眠までさせていただきました。
素敵な出会いがあってとても満たされた気持ちです。

県道から外れて田舎道を走ります。
車通りはなく、静かな道です。
ぼくのなつやすみのような雰囲気です。

「溝の口洞穴」
程よいアップダウンを走っていると案内板が見えます。
すれ違いで1組いましたが洞穴に着いた時は僕一人。
鳥居をくぐって洞穴の前に行くと真っ暗で中が見えません。
入り口に備え付けたれている懐中電灯がまた頼りない光量で笑いました。
自分のヘッドランプを点けて中に入ると漆黒、何も見えず変な浮遊感を感じました。
すぐそこで立ち入り禁止になりますが、奥まで行けると危ないですね。

洞穴から次の目的地へ。

「関之尾滝」
大迫力の滝…でしたが公園がリニューアル中で近くまでは行けませんでした。
大きな公園で滝の向こうには甌穴群もあり有名なジオパークのようです。
リニューアル中でも駐車場には多くの観光客がいました。
今度は甌穴群見たいですね。

都城市(みやこのじょう)に入りました。
市街には下りず、県道420号線から国道10号線に合流していきます。
田畑の中はフラットな道が続きます。追い風に助けられて軽快に飛ばして行きます。
えびの高原線、無人駅。

国道に入ったところでコンビニ休憩。
ベンチに座っていると「日本一周中?」と声をかけていただきました。
好きなの持ってっていいよと飲み物をいただきました。
九州に入ってからたくさん親切にしていただいています。
土地柄なのでしょうか、本当にありがたいです。

国道10号線は緩やかなアップダウンで走っていて楽しい!!
都城市から40kmサクサク走れて宮崎市に入りました。
国道ですが自然が近くていい匂いがします。

夜、無事に友人Sと合流できました。
彼らは2泊3日で滞在するそうですが、僕はどうしましょ。


走行距離:90km
朝:熊本ラーメン(インスタント)
昼:高菜おにぎり、ゆで卵
夜:うどん

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つじの

自転車で日本一周中!
一周というより周遊といった感じで気になる場所に向かってペダルを回しています。
折角の旅なので備忘録としてブログに書き残しています。
少し旅情のお裾分けができたら嬉しいです。

Bike: Surly Disc Trucker
Camera: Fujifilm X-H1

2023-05-22|タグ:
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