
曇り空の阿蘇。
ロッジで居合わせたイギリス人Jさんと上手く話せなかった。
別れ際色々お話できたので昨晩ももっと積極的に話せばよかったな、とても親切な人でした。
Jさんは昨日阿蘇に登られてたそうで、一年ほど日本を周っている。
最後にインスタを交換しないかとお願いしました。
またどこかで会えたらいいな。
少しでも晴れないかと様子を見ていたけど全然晴れないので10時頃に出発。
Mさんありがとうございました!!

阿蘇をどう走るか昨晩考えていました。
周って行くのが楽だけど…せっかく阿蘇に来たんだ、間近で見よう!!阿蘇パノラマライン!!
入り口に向かって近くのローソンで休憩していたら、コワモテの男性が近づいて来ました。
(やば、なんか言われるかな…)
「兄さん日本一周してるの?!すごいねぇ!!今日28日だから道の駅の二八蕎麦半額なんだけど食べに行こうや!」
後ろから奥さんと小さな娘さんも登場、貴重なご縁なので一緒に道の駅に向かいました。
一緒にご飯を食べて2~3時間程色んなお話をしました。
最近南阿蘇に移住されて来られた方で、色々探した末この場所に惚れて住まわれてるそうです。
一日しか滞在していませんが、綺麗な水と雄大な山、これが毎日見れるのはとても羨ましい事です。

ここの道の駅「道の駅 あそ望の郷くぎの」、偶然ですが立ち寄って良かったです。
今までの道の駅で一番広大な道の駅でした。
阿蘇山が見える場所は何も置かない芝生広場なのがとても良いです。
駐車場やドックランも広く、日曜日は大盛況でした。

パノラマラインの入り口を探すのにあっちに行ったりこっちに行ったり…時間がないというのに30分もウロウロしてしまいました。
入り口はファミマから、忘れずに。

登り始めたら一本道なので迷いません。
程よい勾配でサクサク登っていると景色が開けてきました。
よ〜し阿蘇っぽくなってきたぞ。

牧場展望所に着きました。
広々とした高原に赤牛たちがのんびり暮らしています。
ここから温泉に行くので、もう一度下ります。
もう一度登り直しですが、覚悟して行きますよ〜

地獄温泉終わってました。
まま、こんなアクシデントはよくあるのでもう一つの温泉に行きましょう。

すぐ隣にある「垂玉温泉(たるたま)」にきました。
硫黄の香りが充満していていかにも温泉って感じです。
とても綺麗な温泉でシャンプーもリンスも備え付けがありますよ、しっかり温まって登りの疲れをリセットできました。
僕は行かなかったですが中にカフェもあるみたいです。

施設内に湧き水が出ているので汲ませてもらいました。
たくさん汗かいて湧き水をどんどん飲んで、とてもクリーンな循環ができている気がする。
阿蘇は湧き水がたくさんあるからいいなあ。

下った時から覚悟していましたが、勾配がキツイです。
10~15%の斜度を100m上がります。
お風呂入ったばかりだと玉の汗がポロポロ溢れるので気持ちいいです。

やあ、また会ったね。

さあまた登り始め、さらに山が近くなってきました。

峠に近づくとピンク色の花が咲いていました。
深山霧島(ミヤマキリシマ)というツツジで5月上旬〜中旬にかけて見頃を迎える阿蘇山を代表する花のようです。
奥に見えるのは「中岳」。

動物注意の看板は色々あって面白い。
イノシシ、ウサギ、タヌキ…牛は初めて。

峠「草千里が浜」に着きました。
ここで標高1100mほどでした。一回温泉にも下ったし、今日はしっかりヒルクライムしました。
くるっと回るルートも考えましたが、パノラマライン走ってよかったな。
この道でないと中の山を見れないので、せっかく阿蘇走るならヒルクライムしなきゃですね。
出発が遅かったのでもう16時、観光もそこそこに下ることにしました。

阿蘇市側は馬も放牧されていました。
赤牛だけでなく黒牛もいましたよ。
夕暮れのここの景色が良くて、何度も止まって写真撮っていました。
車通りが少ないので気持ちいダウンヒルです。

「道の駅 阿蘇」で今朝作ってきた握り飯(塩すらかけてない、お米を丸めたもの)を食べました。
車中泊の名所らしくパンパンに車が停まっていました。
おにぎりを食べながらおばさまとお話ししていました。
ご夫婦で登山されている方で、百名山は全部登ったそうです。
今日は久住連山に行かれてここで車中泊、僕もおじいさんになっても自転車乗れる人でありたいです。
道の駅の近くに遅くまで営業しているお風呂があります。
今日は二回も風呂に入った、贅沢だ。
走行距離:57km
朝:インスタントラーメン(味噌)
昼:そば
夜:おにぎり
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