
今朝、龍飛を出て蟹田に向かった。
朝一のフェリーに乗れたらいいのだけど午後便になったら蟹田でもう一泊だな。
下北半島の脇野沢から仏ヶ浦へ遊覧船が出ているみたいだから贅沢にそれに乗ってみようと思う。
仏ヶ浦は船から見た方が綺麗らしいのだ。
遊覧船を使えば脇野沢まで戻ってそのままむつ市まで行けそうだから明日恐山観光できるだろう。
蟹田まで40km弱、午前便は9:20発しかないので急いで行くよ。
ここの町は朝8時でもまだ静かなままだ。船は数隻見えるけど町自体がまだ起きていないような不思議な感じ。

半分諦めていたけど滑り込みで間に合った…
1時間ほど船に揺られていると脇野沢港が見えて来た。
土曜日なので結構観光客がいる。自転車は僕だけだ。

ガッデム!!
フェリー乗り場で遊覧船について尋ねたら今日は波が高いから欠航だと…
さらに脇野沢から仏ヶ浦までの国道338号は土砂崩れの為通行不可ですって。
川内町から仏ヶ浦に続く県道で行けるらしいけど川内町まで20km、仏ヶ浦には泊まれないからその先の佐井村までいくとなると合わせて70kmはあるな…いや〜今日のコンデションじゃ無理だ〜!!
しゃーない大間からも遊覧船出ているみたいだし、北海道を回ったら函館から大間に渡るか…
とりあえず東に進むしかなさそうなのでむつ市方面へ進もう。
ちょうどシニアライダーの方(7400系で組まれたシブいQUARK)とすれ違ったので道路事情を伝えると、
もう大間で宿予約しているから川内町から目指すようです。すごい…

海岸沿いを走っていると夕顔を干しているおばあちゃんがいた。
その光景がすごく絵になっていたのでついつい話しかけてしまった。
そのまま2~30分くらい立ち話していろんなことを教えてもらった。
驚いたのがこちらのおばあちゃん94歳!!とてもハキハキ話されるし僕の言葉もしっかり聞こえているし腰も曲がってない。
スーパーおばあちゃんだった。
「健康の秘訣は食べ物、お肉もお魚もお野菜もバランスよくええモン食べてるから」とニカッと笑っていた。
夕顔は昼のうちにシナっとなるので夜になったらベランダに干す。皮の方が固いので薄めに切るのがコツらしい。
「息子と娘が東京にいるもんで私も5年くらい東京に住んでたんよ」
「え!!東京のどちらですか?」
「足立区の鹿浜ってところ」
「…ハハハ」

川内町に着きました。
暑いです。スーパーでお昼を食べてしばらく考えましたが、むつ市は以外と見るところがなさそうです。
良さげなお風呂もないし、もしかしたら川内町で一泊した方がいいのでは?
綺麗なスーパーあり大きなお風呂もある。コンパクトに纏まってるいい町なのです。
何より海水浴場がある。
そう考えているうちに自然と海へハンドルを切っていたのだ。

こんな時のためにビーサン買っておいて良かった。
時刻は13:30。暑さもピークなので今日は海水浴デーとする!!
あっつい日にそのまま海に入る贅沢。ソロ海水浴だけど気がついたら2時間も経っていた。
夕方になったらお風呂に入って体についた塩を流す。
休憩所でブログ書いていたらブンブンとデカめのアブが数匹飛んでいて困った。
さすが地元のお母さん、マイアースジェットを携帯していてる。
奴ら動きが早いし羽音デカくて怖いし終始翻弄されっぱなしだ…

青森も暑いと思っていたけど東京なんかと比べると3~4度低いし、夜はテントでも寝苦しくないくらいの気温になる。
陸奥湾は綺麗で走っているだけで楽しいわ。
夜の海は静かだ。昼間の賑わいから一変、月明かりがキラキラと波を照らしている。
走行距離:60km
朝:ふりかけご飯
昼:鳥とごぼうの甘辛弁当(スーパー)、ヨーグルト
夜:カレー(スーパー)(70%off)
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