日本周遊紀行 7/31 むつ市まで

・大間崎で話し込む。

夜の間、強い風でテントがギシギシと揺れていた。
朝になっても止むことはなかったが室内の炊事場があるので快適に朝食を摂ることができる。
なんて旅人に親切なんだ!!とても気に入ったキャンプ場になった。

今朝は車で旅行中のNさんとWさんの二人に会えた。(NさんとWさんは無関係)
朝から人と話せて楽しい、Nさんは県内のねぶたを巡って埼玉へ帰りWさんは13時の便で函館に渡る。
今日はむつ市までの50km弱の道なのでWさんと話しながらゆっくりと朝食を食べてテントやらバーナーの話をしていた。
お二人ともに飲み物の差し入れをいただいた…旅人同士の交流って暖かい。

・むつへの道はいかほどか。

下北半島は南側はフラットな海岸線、西側はキツいアップダウンと虫。
むつ市までの道はどうかな〜
キャンプ場で聞いた感じだとしばらくフラットみたいだ。
スーパーで食べ物買って、10:30にゆっくりと出発した。

岬から10km、聞いた通りフラットな道で快調に進めた。
下風呂地区に入った途端バラバラと強めの雨が振ってきたので雨宿りができそうな場所を探しに温泉街に急ぐ。
夏の通り雨は涼しくて良い。汗を雨に流してもらいスッキリとした気持ちだ。

雨は1時間ほど降るようなので、温泉街の食堂で雨宿りがてら食事にすることにする。
商店のご主人も草刈りを中断して雨宿り中、俺が草刈りをするといつも雨が降るとボヤいていた。
食堂でカキフライ定食を食べて雨が上がるまで待たせていただいた。
鄙びた温泉街にある良い雰囲気の食堂、おばちゃんがカウンター席で袋に詰まったキュウリを揉んで浅漬けを作っていた。

下風呂温泉街を抜けてしばらくするとひとつ峠がある。
峠といっても100mくらい。仏ヶ浦以来、坂道を登る度に虫にビビっているけど数はだいぶ減っているからひと安心ですよ。
茂みの中に隠れた待合所がポツンとひとつ。何もないところだけどむつ市に続く国道だから2時間に一本はバスが来る。

むつ市まであと少し。
峠こそないが小さな高低差の連続をウェーブしながら走っていくのが面白い。
波を登ったところに広い空き地があり、煤けた船体が無造作にいくつも置かれている。
ここは船の墓場か。

・むつ市にて。

青森のローカルスーパー「MAEDA」はむつ市に本店があった!!
夜になるとたくさん割引されているし鶏ごぼう甘辛弁当が美味しいのだ。
休憩スペースがあったのでそこでブログを書いていた。
むつ市の商店街にも提灯が吊されていて少しづつ青森全体がお祭りムードになってきている。


走行距離:50km
朝:鯵の南蛮漬けとご飯
昼:カキフライ定食
夜:スーパーの弁当(半額)(ローカルスーパー「MAEDA」割引が多くて助かります。)

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つじの

自転車で日本一周中!
一周というより周遊といった感じで気になる場所に向かってペダルを回しています。
折角の旅なので備忘録としてブログに書き残しています。
少し旅情のお裾分けができたら嬉しいです。

Bike: Surly Disc Trucker
Camera: Fujifilm X-H1

2023-08-01|タグ:
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