日本周遊紀行 8/21 札幌市まで

今日から8月いっぱいまでの間、北海道を旅します。
それまでにまた倶知安に戻らないといけないので、そこまで遠くには行けないけどルート考えながら走りましょうかね〜

今日の天気は晴れ曇り、まずは積丹半島を周るかどうか考え中。
小さな向日葵畑の横を通ってほっこり。

とりあえず国道5号を走りながら分岐まで来ましたが、このまま小樽方面へ行くことにしました。
明日も曇り予報なので神威岬が綺麗に見えないと思ったので。
積丹半島は神威岬以外は目的がないのでそれがなかったら悔しすぎる。
今日は神恵内あたりで一泊かな〜なんて思っていましたが、行けるところまで5号線を走ろう。

「ニッカウヰスキー 余市蒸溜所」
共和町から30kmほど走って余市に着いた。
ここは北海道旅の目的のひとつ。ガイドツアーは完全予約制だったので蒸留所の中は見学できなかったがミュージアムは見学できた。しかも無料だ。

私、普段日本酒とビールばかり飲んでいてウイスキーは(ハイボールもそんなに…)飲まないですがお酒の工場っていいよね。旅のお供に一番かっこいいのはウイスキーだし、これを機に興味が持てたらと思う次第です。

ミュージアムを周ってみて、感動した。
ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝さんが会社を立ち上げるまでの経緯とその後のストーリーが展示されていて、ウヰスキーの試飲もできる(自転車なので残念)。
竹鶴政孝さんがウヰスキーを学びに渡欧した際に出会った妻・リタさんがとても夫や会社に尽くす方で、愛情溢れるやりとりの記録が残っていて涙が出そうになった。リタさんの死後、政孝さんはその愛をウイスキーとして形に残しました。

余市からの道中、セイコマでお昼を食べた。
次の大きな街は小樽市で街に着いた途端その栄ぶりに驚いた。
舞鶴や新潟とも繋がる海の玄関口で、北海道の中では歴史が深いこの街は美術館や博物館や史跡に溢れていた。
正直こんなに小樽市が栄えているとは思っていなかった…函館以来の活気にドキドキとワクワク。
私、この街好きです。

「小樽市総合博物館 運河館」
とはいえ今日はもう少し走って札幌市まで行きたかったので、全部見ていられない。
おすすめしてもらっていた「似鳥美術館」は1500円もするので足早に見るには勿体なさすぎると思い、またの機会にした。
ここは小樽市の鰊漁や昔の暮らしなんかの資料を扱っている博物館。少し離れたところに本館があるようなので共通券を買いました。
北前船が走っていた時代の北海道の航路図がありました。北海道の港町を転々としながらぐるりと一周していて、今まだこの航路があったら北海道の船旅はもっと面白いだろうなと思いました。

「小樽市総合博物館 本館」
本館は鉄道博物館でした。二階に子ども向けの科学館もあったけどメインは鉄道です。
後で友人から聞きましたが北海道は国鉄時代網目のように支線が張り巡らされていたようで、その分開拓事業も盛んに行われていました。
森を切り開き、道を造り、橋梁を建て、線路を敷く。
この途方もない程に広い北海道に張り巡らせた線路の分、工夫達の血と汗が流れていると思うと頭がさがるばかりです。

鉄道ファンとは他のジャンルと一線を画して熱心なイメージがありますが、各30分のビデオ資料が3本並んでいたのは笑ってしまいました。計1時間半このベンチに座ってビデオを見てる人もいるのでしょうか。

北海道と秋田・新潟・福井を結ぶ新日本海フェリーのターミナルがあります。
今まではフェリーに乗る機会って少なかったけどこの旅ではとても世話になっています。
フェリーターミナルって旅人の窓口というかセーブポイントというか、見てるだけで色々想像してワクワクします。

この日は札幌市まで行って、快活クラブで溜まりに溜まったGoproデータの転送をしました。
入っただけで何の観光もしていないから明日観光するか…北に進むか…



走行距離:109km
朝:トーストをいただいた
昼:セイコマ弁当
夜:セイコマパスタ

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つじの

自転車で日本一周中!
一周というより周遊といった感じで気になる場所に向かってペダルを回しています。
折角の旅なので備忘録としてブログに書き残しています。
少し旅情のお裾分けができたら嬉しいです。

Bike: Surly Disc Trucker
Camera: Fujifilm X-H1

2023-08-22|タグ:
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