日本周遊紀行 11/23 常陸大宮市まで

今朝はまた雨、どうも最近は天気に恵まれずテントを濡らす日々が続いています。
ただ霧が立ち込める山合いは何度見てもいいので、その天気でしか現れない景色を楽しんでいます。
さあ今日は少し栃木に寄りたい場所があるので国道461号で那珂川町に向かって行きましょう。

栃木県の県境まではのんびりした登りでした。
数年前、栃木と群馬の境にある金精峠に登った時も同じようなサインがあったな。(金精峠はキツかった思い出…)
写真では曇っているように見えるけど、今朝すぐに雨は止み路面が少し濡れている程度です。

「いわむらかずお絵本の丘美術館」
栃木で寄りたかったのは「14ひきシリーズ」で有名ないわむらかずおさんの美術館です。
丘とありますが急坂を100mアップするので結構山に入ったような雰囲気がします。

館内では14ひきシリーズの作画や葉っぱや木の実なんかのスケッチが展示されていました。
いわむらかずおさんの絵は1ページ1ページ細かいところまで緻密に描かれていて、ある意味絵本らしくないですが光や色彩がとても暖かく表現されていて小さい子でも楽しめる本になるんだなぁと感じました。
館内は撮影禁止ですが外に出てよく探すとちらほらねずみ達が現れてくれますよ。

いわむらかずおさんは自然を愛する人でした。
東京がご出身ですが一家で栃木県益子町に移り住み、自然の中で生活されていたそうです。
フィールドスケッチを熱心に行い、自然への理解や共生を大切にされています。
「友の会」を設立されていて美術館の周りの雑木林やため池を利用して様々なイベントが行われています。

美術館の後は国道293号でもう一度茨城県に戻り水戸市方面に進むことにしました。
途中「道の駅 みわ」で休憩。
星がよく見えるようでバス停の名前も「北斗星」、たくさんの人で賑わう道の駅で物産店も情報館も充実していた。
出発しようとすると空いっぱいに鱗雲が広がっていた。

茨城にあるとは聞いていたけど、国道を走っていたら突然見覚えのある看板が!!
wow~wow~嗚呼我らがセイコマ、北海道では大変お世話になってすっかり虜になってしまった。
寒かろうが関係ない!! 僕ぁセイコマアイスを食うぜ。
セイコマ寄ったらラスク買いがち(メープルが好き)

今日は無料キャンプ場の「辰ノ口親水公園」でテント泊。
常陸大宮市の人気キャンプ場でたくさんのキャンパーで賑わっていた。
久慈川を挟んだ国道沿いにある道の駅「常陸大宮 ~かわプラザ~」でお酒を買いついでに観光したけどここの道の駅がまたデカくて綺麗だ。

以前買っておいた島うどんと食料袋の底にあった五島うどんの素で晩御飯にした。
松盛は好みの味だったからすぐに飲みきった、熱燗でも常温でも美味い!!
道の駅に茨城の麦焼酎が売っていた。珍しいから買うか悩んだけど…純米酒選んで良かった。

23時頃、霧がどんどん濃くなって星は全く見えなくなった。
なんか十字架みたいな遊具もあるし、ひとりだったら結構怖かったかもしれないけど今日はたくさん人がいるのであちこち歩き周りながら写真を撮った。
心細ければおっかない、そうでなければ幻想的。



走行距離:80km
朝:セブンのパスタ
昼:スーパーの割引弁当
夜:島田うどんと純米酒「松盛」(美味い!!)

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つじの

自転車で日本一周中!
一周というより周遊といった感じで気になる場所に向かってペダルを回しています。
折角の旅なので備忘録としてブログに書き残しています。
少し旅情のお裾分けができたら嬉しいです。

Bike: Surly Disc Trucker
Camera: Fujifilm X-H1

2023-11-24|タグ:
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